田舎暮らし日記

パラオ・カープ島


パラオ・カープ島(2006.3.18~23)



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パラオは・・・と言うより、カープアイランドでは毎日良いお天気でしたよ。
たまのスコールとかはありましたが、今回もほとんどの晴れに恵まれました。
そうそう、ここでの私は晴れ女なのです。
今回はダイビングはやっていないので、島での様子をレポートしたいと思います。

毎日こんなきれいな海の側でお昼寝、夜には潜った方の写真やビデオを見せてもらったり・・・のんびりとした日々はあっと言う間に過ぎていきました。
海に囲まれた生活、やっぱり私には幸せですね。

そして帰ってみてそのツケは??
なんと体重が4キロ弱も増えていました(笑)。
いくら毎日食っちゃあ寝の生活をしてたからと言って、一日辺り約500グラムの増?
それってすご過ぎる・・・実は私は元々太りやすい体質なのです。
太って腰に負担がかかっちゃあ元も子もないですから、今日からはさっそくダイエットです(涙)。


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ここからは島の紹介です。
カープアイランドは島の直径が何キロ?かは分からないのですが、山道を歩いて45分ぐらいかなあ?
そのぐらいで島の逆側のビーチに行けます。
無人島でそこにあるのはリゾートとダイビングショップのみで、でもほんの数人はそれ以外の人も住んでます。
ちょっと変な表現でごめんなさい。
でその島はほとんどジャングルと言っても良いのではないでしょうか?
だからジャングルに行ったって言うより、リゾートの裏側はもうすぐジャングルなのです。

もちろん回りは海、私は一周したことはありませんが上の写真は島のリゾートからちょっと歩いたところの風景です。
写っているのはマングローブ(のはず?)、島の中にもマングローブの生い茂る地域があります。

今回ジャングルに現地のスタッフのガイドで行く日があると言うので私も着いて行くことにしました。
今まではだいたいダイビング終了後の午後にジャングルに行っていたのですが、今回は午前中。
そしたら思わぬ誤算?があったんですよね。
春の今頃、確か満潮の時間が11時ごろで、その時間に近づく頃ちょうどジャングルの道を歩いていた私達は、途中の道に海水が浸水。
海から繋がっている場所があったんですね。
今まではこんな経験はなく、普通のスニーカーで行けたのです。
と言うことで道の半ばにして私は一人で退散。
今まで何回か行ったことがあったので、靴が濡れるのが嫌で途中早々に引き上げた訳です。
ちなみに私はまだ腰が痛くて実は靴やソックスの脱ぎ着が大変なのです。

一人で帰るジャングルの道はちょっと心配、歩いて25分ぐらいの場所だったでしょうか?
実はジャングルに行って迷子になって帰って来れなくなって3時間とか歩き回り、また真っ暗になって捜索が出る、と言うことも過去にはあったそうです。
だからちょっぴり心配でしたが、無事帰って来れました。
どちらかと言うとそこから奥の方が迷子になりやすいみたいで、私もかなり以前、他のゲストと2人でちょっぴり迷いそうになったことがあります。
カープアイランドのジャングルはけっこう深いのです。

そんなジャングルの中には鍾乳洞があります。
ジャングルの中はなんとなく湿っぽく、そんな島だからでしょうか?
ここカープで使われてるお水は地下水になります。
後はストーンマネーとか、もちろんマングローブの林もあります。
ジャングルでは夜になるとヤマガニ?を取ることも出来ます。
あっさりした感じで、あまり魚貝の得意ではない私もけっこう好きですね。
でもこれは最近はカニ取り禁止。
カニを取りすぎて少なくなっちゃったみたいで・・・昨年あたりもまだかなり小さなカニを取ったりもしてましたから。
あと島の周りではアサリも取れます。
ジャングルではありませんが、桟橋からも釣りはし放題。
なんとロウニンアジとかもたまに釣れちゃうそうです。

追記です。
5月に行ったカープアイランドで、今度はジャングルにも行って来たのでその時の写真をこちらに・・・

前述のとおり前回も行ったのですが、その時は道が途中から浸水してて断念。
今回はサンダルのため大丈夫、でも足にマメが出来て痛かった(涙)。
ジャングルを超えて裏側のビーチまで出たのはもう5年ぶりぐらいかも知れません。
カープに行き出した頃はよく行っていたのですが、最近は全然。
久しぶりに行くと、道もなんだか整備されてたようで以前より早く行けたように思います。

ジャングルの中は昼間でもうっそうとしてこんな感じ。
立ち止まると蚊に襲われるので、出来るだけ歩き続けてます。


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これがジャングルの奥にあるストーンマネーです。
かなり大きく直径2メートル以上はあるかな?
こんな重い大きなお金は普段使えませんね。
ストーンマネーの壊しいことはさっぱり知りませんが、この石は普通の石とどこが違うんでしょうか?
価値ある石なのかな?


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今回のカープアイランドでの毎日のお楽しみ、それは鳥見で~す。
私の泊まっていたダイブハウスのドアの前に廊下があるんですけど、そこからちょうど真正面にその鳥の巣はあったんです。
鳥の観察なんて私にとっては初めて、でもその子育ての様子はとってもかわいくて毎日の日課となりましたね~。

多分この木はプルメリアと思われます。
鳥の名前は分かりません。
写真はトリミングしています。
なんせ鳥の巣は木の上、近くには寄れなかったのであんまり上手く撮れなかったんですよね。


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廊下に椅子を置いて子育ての鳥のファミリーを観察。
親はちゃんと二羽いて、2人で本当に一日中一生懸命子育てしてました。
親は5分に一回ぐらい口に食べ物を咥えてこの巣に戻って来ます。
親がやって来ると、小鳥がピピピピッって鳴きます。
だから、あっ、親がやって来たってすぐ分かるんですよね。
餌はもちろん口移し、食べながら?大きな口を開けてまだ欲しいって感じに鳴きます。
しかし5分に1回の食事は食べ過ぎじゃないのって感じ?
育ち盛りなのでしょうね。

たまにすごいスコールがやって来るんですけど、その時なんとこの親鳥はちゃんと巣の上にデンと座り込み、子供がビショ濡れにならないように被ってあげていました。
へぇ~、すごいなって鳥とか観察したことのない私はかなり驚いたり感心したり・・・。
滞在中にも雛はどんどん大きくなっている様な・・・?
最初は頭だけしか巣穴から出てなかったんですけど、だんだん外に出て来る様になりました。
毛づくろい?みたいなのやってました。
雛の口はオレンジ色、巣から頭だけがのぞいていたり・・・薄っすらと薄毛が生えてます。


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実は私は鳥ってあんまり得意じゃなくって食べるのもダメなんですけど、この小鳥達のファミリーはほんとにかわいかったんです。
あとここカープの主?みたいなフィリピン人スタッフがいるんですけど、彼が言うには「来月にはきっとこの小鳥ちゃんは飛べるようになるよ」って言ってました。
ああそうそう、書き忘れましたが親鳥の大きさはウグイスぐらい。
羽を広げるとオレンジ色っぽいラインが入っていたような・・・。

さて引き続き、カープアイランドでの過ごし方?です。
この写真の右側にあるのはニューコテージで、ここを奥まで進むと畑や家畜小屋があります。
奥の家畜小屋で出会ったかわいい生き物達は??
後ほどの紹介になります、お楽しみに~!

ここは毎日の私の朝食後のお散歩のコースでした。


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朝食は朝7時から、時間に遅れると食べ物が無くなることもあるので食事の時間だけは遅れられません。
今回はギリギリまで寝てて多少遅れ目にやっと食堂へ、そんな毎日でしたね。
ちなみに夕食は6時から。
今回初日にまあちょっとぐらい遅れても食べる物はあるだろうとタカをくくっていて、30分過ぎて行ってみると食べ物のお皿がいくつか空に・・・。
これは大変だ、と翌日からはしっかり時間通り行ったのは言うまでもありません。

お昼ご飯はダイビングをする場合はお弁当がつきますが、何もしない場合はお昼は注文になります。
私は3食ちゃんと食べると太っちゃうだろうと思い、リッツとかパン、カップヌードルなどを用意して行ったのですが、結果はやはり太りました(笑)。
先日も書いたよう、4キロ弱の体重増。
余談ですが、帰って来て大慌てでダイエット、やっと元の体重に戻りつつあります(笑)。

これはカープアイランドのお庭に咲くブーゲンビリアです。


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こっちは鳥の巣があった木、プルメリアのお花です。


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この写真はビーチに程近いところ。
今回行ってみると昔のように夜10時消燈がまた復活してて、その後はランプで・・・。
ランプよりここの方が明るいので、ここに出て来てその後ももうちょっとお喋りしたり・・・。
暑い夜には桟橋もお勧めです。


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コテージの前を奥まで歩いて行くと畑があって、その奥には家畜小屋があります。
そこにはブタが居て・・・今回は子ブタちゃんがたくさんいました。
20匹以上は居たでしょうか?
聞くのを忘れちゃったけど、この子ブタちゃんは生後どのぐらいなんでしょうね?


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ちょっとかわいい子ブタちゃん、足がなんだか柔らかそう。
親ブタの姿を見ると、食べるには子ブタちゃんの方が数段美味しそう・・・。
この子ブタちゃんもしばらくするとボートに乗せられてコロールへと売られて行くみたいです。


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家畜小屋の奥にはニワトリ小屋もあります。
カープアイランドでは卵を食用としてコロールに出荷しており、たくさんのニワトリが居るのです。
でちょうど私の滞在中、オーナーの岸川格氏から「今ヒヨコが孵化してるんだけど、一辺に全部孵化してくれればいいんだけど、ちょっとずつなんだよ」って教えてもらいました。

えっ、ヒヨコ?子供の頃、夜店ぐらいでしか見たことのない私はさっそく見学に・・・。
このニワトリの孵化は孵化させる器械があってその中でヒヨコちゃんは生まれます。
上が割れた卵からヒヨコの頭が覗いています。
生まれたてのヒヨコちゃんは、まだ頭とか体が乾かずちょっとべったりした感じ。
生まれて3日ぐらいですっかり乾いて、こんな風にかわいくなりました。
ここも毎日のように通ってその様子を見に行きました。

かわいい~!!

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ヒヨコちゃんは200匹以上こんな風に箱の中にいました。

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毎日のように朝食後のお散歩で出会った生き物。
その最後は、トカゲちゃんで~す(笑)。
またまたそんなもの載せて・・・と言われちゃいそうですが、このトカゲは見て分かるような緑色、なかなかきれいなんですよ。
よくお部屋の中にいるトカゲとは違い、なぜか朝の散歩でこの様な姿で見つけられます。


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ちなみによくお部屋の中にいるトカゲ、そう言えばカープでは泊まっているお部屋ではあまり見かけないけど、夜食堂の天井にたくさんいます。
電気がついて明るいからなのか?明かりを求めてやって来た虫の捕食のためなのか?夜によく目につきます。

たまーに上から落ちて来ることがありますが、小さいトカゲちゃんはけっこうかわいいのです。
こちらの写真はありませんが、よくいそうな白っぽいトカゲちゃん、一生懸命虫を取ってる姿がなかなか面白い。
頑張れ、もう少し、とか思いながら見ているとなかなか楽しいものです。

最後の写真はカープアイランドの桟橋から見える夕焼けです。
水面が赤く染まってとってもきれい。
実は朝日の昇る東の空もとってもきれいらしいのですが、朝に弱い私は見たことがありません。


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そうそう、写真にはありませんが、カープアイランドの桟橋の先端から見える星空もとってもきれいです。
最近はあまり見に行くことがなくなった私ですが、初めて見た時には感動しました。
その当時いらっしゃったガイドさんが星の好きな方?で、星のいちばんきれいに見える時間にわざわざお部屋に呼びに来てくれたのですから、その瞬間は尚のことだったのでしょう。

確か月が出ていない時間でもちろん天気のいい日、私はミルキーウェイを観たのも初めてだったのですが、そのミルキーウェイがはっきりと川の様に繋がっている。
これには驚きましたね~。
正に満天の星です。
私もいろんなところで星を見ましたが、こんなにすごいのは最初で最後。
やはり星ウオッチングにも時間や条件があるようです。

でも普段でも、かなり素敵な星空は見ることが出来ますよ。
一年中ではなかった?かと思いますが、もちろん南十字星も見えます。
ぜひカープアイランドに行ったら、桟橋に出て星空を眺めてみて下さいね。

カープアイランドの陸上レポートはこれで終わりです。
島の形は星型、なんだかとても行ってみたくなりましたか?
海が大好きな人、自然も大好きな人にはとってもお薦めです。
以前にも書きましたが、私にとっては自宅以外にこんなに寝泊りしたところはここぐらいです。
ダイビングが出来なくても全然平気、ここの島に来るととても落ち着きます。
私はまだまだこれからも、この島に通い続けることでしょう。



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